2009-01-01から1年間の記事一覧

「とらえなおす」ということ

Tさん 「人間は成長する、と信じられればいいのですが」と書いていらっしゃいますが、信じるというよりも実際に実感なさってみることだと思います。私は人間の素敵なところは物事を「とらえなおす」ことができることだと思っています。例えば言葉・・・ネガ…

4つの原理

Hさんが書いておられる通り、「男女」の違いについての考え方はずいぶん様変わりしていると思います。私がずいぶん以前に「父性原理・男性原理・母性原理・女性原理」という考え方をまとめたのは、それがどういうものかと教えることではなくて、ワークショッ…

発生させるについて

Bさん cos-comのホームページにも書いたことなのですが、「コーチングの良さ」のひとつの答えは、何でも話せる家族や友人、仲間なんとなくたちに対しては「ああ、あの人に話すとだいたいこんな解答が返ってくるな」ってわかってしまうこと、ありますよね。…

新たな活力について

Rさん とにかく忙しく働いていれば仕事が回っていたという時代には、もう少し時間の余裕ができたらとか、少し違う分野への展開とかができたらと、考えてはいませんでしたか?確かに経済的なことを考えると足が竦んでしまう気持ちが生まれるかもしれませんが…

時間の使い方について

Bさん 「朝早く起きる生活への切り替え」うまくいっているみたいですね。「早く起きた」というだけで安心して「手段と目的」が気付かないうちにひっくり返ってしまったり、逆に時間ができたとばかりにかえって「やるべきこと」がインフレーションを起こして…

しがらみのない第三者

Oさん 嬉しいメールでした。長年この仕事をしていても、あ〜人間ってやっぱり自覚すると変われるんだ(自分を変えられるんだというほうが正確ですね)と。。(だからやってるんじゃん、と自分に突っ込みを入れたくなりますが)。。 もちろん一人では変われな…

お知らせ

皆さま ようやくHPのリニューアルができました。 亡夫の誕生日であった昨日8日に、Mさんがupを間に合わせて下さいました。まだ準備通のページもあるのですが、追って掲載して参ります。 GNNを読んでくださっているかたへの配信が遅れておりますが、まずは…

時間の使い方について

Hさん 「メールコーチングを始めてから時間の使い方が変わってきたのを実感しています」とのこと、ありがとうございます。「プライオリティーの編集」という言葉を私は使いましたけれど、書くことで様々な事柄の重要度が編集されていく、という事は大きいで…

会話の前提について

Rさん「思いこみとか取り越し苦労だとか、これまで気づきもしませんでしたが、そういう想定をしている自分を感じてみると日常生活の中で何と多いことか。これが普通なんじゃないの?と開き直りそうになるくらい多いです。これが感じられると、話の内容、相…

反応について

Cさんの場合、ストレスをため込んでしまうのは相手の言っていることの「内容」よりも「態度」に感情が反応してしまうところがあるからではないでしょうか。「自分の反応」を冷静に見守りながら、相手の話す「内容」に心を傾けることはできそうですか? http…

諦めが悪いについて

Gさん 「自分は諦めが悪いとずっと思っていて、でもその性格のおかげで今の仕事に出会えたと思っています」よかったですね!感情にまとわりついて離れない執着心のような諦めの悪さではなくて、思考の片隅にいつでも鎮座していたような諦めの悪さではないで…

続きです

Mさん 昨日の続きです。死に物狂いで仕事をしなければならない状態の中で「こんな苦労は何のためにしているんだ?自分はこの会社を通していったい何がやりたいんだろう?」と考えることの方が、今Mさんが考えつく「自己実現」をさせてくれそうな会社を探す…

自己実現について

Mさん 「仕事を通して自己実現を目指すどころか生活のためにすら仕事につけない私たちの世代」と書いていらっしゃいますが、これまでの時代に「自己実現ができる就職先」があったと思いますか?就職に限らず、起業した途端に「自己実現」どころか「生き延び…

理解するということ

Uさん 「教える立場からの工夫」をしなさいと言われてお悩みとのこと、確かにすばらしい発想でたくさんの準備をして授業にのぞまれる先生方もおいでですよね。そういう方々からも「それでも生徒たちからの反応はいまいちなんです」というご相談をいただいた…

「関心」について

Fさん 「相手の立場にたって考える。ということがわかりません」・・・そうですよね。同感です。「相手の立場のつもり」だと思っていても、それがとんだ勘違いだってことに気がつかないよりもずっと健全だと思います。でも、だからって竦んでいるのはもった…

質問への答えについて

Aさん 確かに「大人たち」は「答えを決めた質問」もしくは「こう答えることを期待している質問」をしていますね。先日、大人の顔色を見て話す子供たちのことを話題にしたばかりなので、Aさんが子供時代を覚えていらっしゃるのは嬉しいことです。そしてぜひこ…

刷り込みについて

Lさん 確かに「自分はこんな風に育てられたから」というLさんの分析は正しいと思います。でも、肝心なのはその先では?「こんな風に育てられたから、こんな風に考えるようになった」それがわかる自分がいるならば「では自分で自分のここを育て直してみよう…

「役立ちたい」について

Gさん「この数カ月を振り返ると凄いスピードで進んできた事や周りの人たちを巻き込んで先の予定がどんどん決まっていくことに驚きです。」とのこと、私もGさんのスピードは驚異的だと実感しています。 「役立ちたい、という思いって凄い力な んですね!」と…

若い世代について

Bさん 「近頃の若い世代をどう思いますか」は広義の質問すぎて何にフォーカスして良いのかわからないですが、Bさんのお立場から見た時にどう見えていらっしゃるのかが、まず知りたいと思います。それと同様に、今の若い方のことを考える時には、彼らから見…

ルールについて

Hさん はい、最初にメールコーチングの決まり事を聞いていらっしゃる方も多いですが、「私の側は24時間以内にレス差し上げます」ということのみです。その上でご自分で「よし、週に何回は必ずしよう」とか「何曜日をメール日に決めよう」とか「朝一番で打と…

距離感について

Yさん 「メールコーチングは依存的にはならないから大丈夫、と言われていましたが、確かにこれだけの期間続けてきて『書きたいことだらけ!』という時期もあったかと思えば、自分で勝手に『書かなきゃいけないのは苦しい〜』と思ったり。。。後者の場合、や…

「客のプロ」について

Eさん 「人を素敵に見える心の状態って好きです」はい私もです。 そしてEさんが触れている「コミュニケーションの諸問題」にも大いに関連しますね。 「お互いさま」とは決して言いきれないのですが、それでも「会話」というものは極めて「相対的」なものです…

想定問答について

Sさん もう一回「想定問答」をしていないかどうか、自分をチェックしてみて下さいね。 Sさんの表現の中に「だって私が言うことに対して、必ず相手はこういうもん」というニュアンスが感じられます。「だって」とか「だから」という言葉を使わないで伝える…

「正解」について(その3

Uさん よかった!「自分の回答の意味を聞かれて、たしかに『この答えでなければこっちはどうだ』みたいに少し投げやりでした。そのうえ理屈を言ってすみません」とのメールありがとうございました。さらに、質問の発端までさかのぼって読み直し、質問の根拠…

「正解」について(その2

けれどもUさんの2度の回答に対して「私がどういう正解を求めているかを考えずに、私の質問の意図を読み取って下さい」と書いたことに対し、「正解がないなら自分の答えも正解のひとつでは」と書いていらしたのはレトリックです。私の質問の根拠をぜひ、読み…

「正解」について(その1

Uさん 「正解はひとつじゃない」という言葉も、ひとり歩きしないように気をつけたいですね。 私は今の子供たちが、親や先生の顔色をみながら「この人が求めている答えはなんだろう?」と推測しているのを見ると痛ましくて涙がでそうです。そういう意味では「…

医師の診断について

Hさん 確かに病気に関する社会的な受け止め方も変化してきましたね。ご家族の個人的な心境変化についてのメールをありがとうございます。「数年前には医師からの診断を恐れて病院に行かなかった家族が、今回は自ら行くと言い出し同伴したのですが、結果、発…

共通項について

Pさん 山田ズーニーさんの「人は、努力しなくても分かり合える人、いわゆる共通項の多い人とつきあいたがる。」という一文を読んで「確かにそうだし、私自身そうしてきたと思いました。正確に言うと、こうやって文字にすると『そういうスタンスはよくない。…

編集について

Lさん、メールコーチングの皆さんが、それぞれプリントアウトしてマーキングしたり、wordに編集し直して期間を置いて読み直したりされているという話はしましたが、具体的な編集方法については一言も書きませんでしたよね?Lさんの最近のメール、素晴らし…

「客観的」について

Iさん 「客観性が持てなくていつも主観で考えてしまう」との事ですが、肝心なことはその主観に捉われているかどうかではないでしょうか。むしろいつも客観的であろうとして、いつも自分を物事の外側においてしまっている人もいます。 「客観的ってなんだろ…