2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

存在の実感について

Dさん 「大変だけど充実している」という実感を味わっていらっしゃるんですね。「大変じゃないのに落ち込んでいた」という数ヶ月前までとの比較がおもしろいです。他者との比較ではなく、これまでの自分と現在の自分との比較、自分を観ているもうひとりの私…

語尾について

Fさん「自分が話す時に語尾をはっきりしてみるだけで、今まで自分がなんて回りくどい言い方をしていたのか気がつきました。なにか知らないうちに自己弁護的な話し方をしていたことも」とのこと、そうですか!びっくりですね。 以前、「無意識に『わかってく…

怒りとの対面

Aさん 「怒りと対面してみた」のですね。すごいです。N氏の何気ない言葉にしばしが腹が立ってしまうと同時に、「どうして自分はこんなことでいちいち腹がたつのか」とイライラすることもあったのですね。N氏の表現の中に、子供を貶めるような言い方があると…

「視点」について

Bさん 若い部下の方々が「自分にしか目が向いていないと感じられる」とのこと、確かに「自分にとってどうなのか?」という視点で発言しているようにも感じられますね。でも、コーチングを受けてみようと言う方々が元々能動的だというだけではなく、個々の若…

子供の言葉について

Gさん 「子供の反抗に手を焼いているのではなくて、子供に投げつけられる言葉に自分が傷ついていた」と感じられたんですね。はい。感情はセンサーですからご自分の感じ方に気がつかれたのは素晴らしいと思います。子供もあちこちで言葉を覚えてきますから、…

関係性の位置と距離

Kさん 「関係性の位置と距離」ことばだけだと抽象的ですか?以前、中学1年の女生徒と話していた時に紙に人の絵を描いてね「これ、Oちゃん(その生徒)お母さんは貴女の身体のどこに住んでいるみたい?」って聞いたら「ここ」って胸を指差すんです。「それじ…

素直に聞けるということ

Iさん 「何故素直に聞ける人と聞けない人の違いがあるのか」のご質問に対して、Iさんご自身の考えをお聞きしたことに対して、素敵な返信をありがとうございました。IさんがJちゃんに話したことは決して不毛ではないと思います。ぜひご自分が書かれた気持ちで…

メールの表現

Mさん 「借り物の表現をしているみたいで自分らしさがどうしたらだせるのか」とのことですが、大丈夫。しばらく続けているうちに表現は変わってきます。メールって顔が見えないから書きやすい部分と、顔が見えないからお互いの表情や雰囲気が感じられなくて…

生きた概念について

Zさん サン・テグジュペリの「星の王子様」の中の「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目には見えないんだよ」という一説を大切にしているんですね。私も世界で一番大事な言葉のひとつだと思います。そしてね、次の作業…

権威と権限

Uさん 「権威が欲しい」ですか。。。Uさんの立場で言っておられることなので、これは部下を動かすためであるとか、父親としてと受け取ってもいいでしょうか。たしかに権威性を持つと言うことは大きな働きを持ちますね。「水戸黄門の印籠」を思い浮かべてしま…

言い聞かせると言うこと

Iさん 「子供に言い聞かせている内容が、子供に伝わっているかどうか反応がない」とのことですが、その確認をしたいと思う気持ちを少し切り替えたらどうでしょうか。「内容」以前に「母親の態度や空気」を受け取っていますよね。彼が「お母さんだって××して…

裸の王様について

Nさん 「反感と共感について先週から考え続けていたら、自分がいかに『裸の王様』であったかが分かった」ということですが、びっくりしました。普通、裸の王様になってしまっている方って自分独りではなかなか気がつかないものです。「共感だけではなく、反…

現在過去未来

Uさん 「10年後の自分への手紙」の話は以前にもしましたよね。タイムカプセルのようなものですが、10年後の自分がどうあって欲しいかという自分と10年前の自分が何を望んでいたのかが出会う手紙です。 「10年前や20年前の自分への手紙」というのもいいですよ…

間違いを認めるということ

Jさん 「自分の間違いに気づくことがこんなに嬉しいなんて!」という実感、それをお聞きする私も嬉しいです。「長年解決しなかったことが、自分のほうが『こうあるべき』と思い込んでいたせいであった」というケースって、本当に多いんですよね。先日も昇進…

パワーアップについて

Qさん 私の考え方や意見をお伝えするのは一向に構いませんが、もう一歩深いところ、例えばQさんの判断基準を見直したり発想を転換したり増やしたり、ということをたくさんサポートできると思います。先日は半年ほどメールコーチングを続けている方が今一番の…

的外れについて

Aさん 「メールコーチングをしていて一番難しいことはなんですか?」という面白いご質問をありがとうございました。メールコーチングをなさる方がではなくて、私(コーチ)の側が、というご質問ですよね? そうですね、例えば初期の段階では、申し込んで下さ…

「会話」と「対話」について

Sさん 私が常に言ったり書いたりしている「対話」について、「会話」とどう違うのかもう少し詳しく知りたいとの質問をありがとうございます。例えば外国語を身につける段階で「日常会話」はなんとかなるけれど、もっと突っ込んだ話ができるようになるには?…

本を読むということ

Uさん 最近お読みになった本の感想をありがとうございました。4冊を併読されたとのこと、共通のテーマが差別と偏見であったとのことですが、良書を選ぶ時のご自分の規準が「祈り」であったと気づかされたとのこと。「4冊とも、未来に向かっての祈りが込め…

宝石の原石について

Jさん 私は人はそれぞれが宝石の原石なのでは?という話をよくします。ポイントは「同じカットをしなくても、その原石に相応しい輝き方がある」ということです。ものの本によると、ダイヤモンドって18世紀ごろまでは高級な宝石ではなかったそうですね。「最…

子どもとおとなの違いについて

Mさん そういえば「子供と大人は何が違うか」について、あれ以来書いていませんでしたね。ご指摘ありがとうございます。具体的に言えることのひとつは、「圧倒的な生活範囲の違い」があります。たとえ電車通学している子や、複数の塾や習い事に通っている子…

透明人間の気持ち

Cさん 「どうして自分の発言が取り上げてもらえないんだろう」という問題に、「子供の頃、自分は透明人間みたいに生きていたんだ」と気がつかれたとのこと。素晴らしい表現ですね。「目立ちたく無い。自分のことで何か言われるのが怖い」という時期があった…

話すと言うことについて

Bさん 「人前で話したことなど無いのに私が講演を頼まれるなんて」と書いていらっしゃいますが、依頼された方はきっとBさんの中に「話してほしい何か」を発見されたんですよ。簡単なスピーチと違って準備もあるし大変かもしれませんがポイントはお手伝いしま…

言葉に起こしてみること

Cさん 「続けること」「記録すること」「言葉に起こしてみること」を最近の課題にしていること。メールコーチングの返信が返るということが、その継続のお役にたっているとしたら嬉しいことです。特に最後の「言葉に起こしてみること」は、自分自信の現状把…