2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

質問への答えについて

Aさん 確かに「大人たち」は「答えを決めた質問」もしくは「こう答えることを期待している質問」をしていますね。先日、大人の顔色を見て話す子供たちのことを話題にしたばかりなので、Aさんが子供時代を覚えていらっしゃるのは嬉しいことです。そしてぜひこ…

刷り込みについて

Lさん 確かに「自分はこんな風に育てられたから」というLさんの分析は正しいと思います。でも、肝心なのはその先では?「こんな風に育てられたから、こんな風に考えるようになった」それがわかる自分がいるならば「では自分で自分のここを育て直してみよう…

「役立ちたい」について

Gさん「この数カ月を振り返ると凄いスピードで進んできた事や周りの人たちを巻き込んで先の予定がどんどん決まっていくことに驚きです。」とのこと、私もGさんのスピードは驚異的だと実感しています。 「役立ちたい、という思いって凄い力な んですね!」と…

若い世代について

Bさん 「近頃の若い世代をどう思いますか」は広義の質問すぎて何にフォーカスして良いのかわからないですが、Bさんのお立場から見た時にどう見えていらっしゃるのかが、まず知りたいと思います。それと同様に、今の若い方のことを考える時には、彼らから見…

ルールについて

Hさん はい、最初にメールコーチングの決まり事を聞いていらっしゃる方も多いですが、「私の側は24時間以内にレス差し上げます」ということのみです。その上でご自分で「よし、週に何回は必ずしよう」とか「何曜日をメール日に決めよう」とか「朝一番で打と…

距離感について

Yさん 「メールコーチングは依存的にはならないから大丈夫、と言われていましたが、確かにこれだけの期間続けてきて『書きたいことだらけ!』という時期もあったかと思えば、自分で勝手に『書かなきゃいけないのは苦しい〜』と思ったり。。。後者の場合、や…

「客のプロ」について

Eさん 「人を素敵に見える心の状態って好きです」はい私もです。 そしてEさんが触れている「コミュニケーションの諸問題」にも大いに関連しますね。 「お互いさま」とは決して言いきれないのですが、それでも「会話」というものは極めて「相対的」なものです…

想定問答について

Sさん もう一回「想定問答」をしていないかどうか、自分をチェックしてみて下さいね。 Sさんの表現の中に「だって私が言うことに対して、必ず相手はこういうもん」というニュアンスが感じられます。「だって」とか「だから」という言葉を使わないで伝える…

「正解」について(その3

Uさん よかった!「自分の回答の意味を聞かれて、たしかに『この答えでなければこっちはどうだ』みたいに少し投げやりでした。そのうえ理屈を言ってすみません」とのメールありがとうございました。さらに、質問の発端までさかのぼって読み直し、質問の根拠…

「正解」について(その2

けれどもUさんの2度の回答に対して「私がどういう正解を求めているかを考えずに、私の質問の意図を読み取って下さい」と書いたことに対し、「正解がないなら自分の答えも正解のひとつでは」と書いていらしたのはレトリックです。私の質問の根拠をぜひ、読み…

「正解」について(その1

Uさん 「正解はひとつじゃない」という言葉も、ひとり歩きしないように気をつけたいですね。 私は今の子供たちが、親や先生の顔色をみながら「この人が求めている答えはなんだろう?」と推測しているのを見ると痛ましくて涙がでそうです。そういう意味では「…

医師の診断について

Hさん 確かに病気に関する社会的な受け止め方も変化してきましたね。ご家族の個人的な心境変化についてのメールをありがとうございます。「数年前には医師からの診断を恐れて病院に行かなかった家族が、今回は自ら行くと言い出し同伴したのですが、結果、発…

共通項について

Pさん 山田ズーニーさんの「人は、努力しなくても分かり合える人、いわゆる共通項の多い人とつきあいたがる。」という一文を読んで「確かにそうだし、私自身そうしてきたと思いました。正確に言うと、こうやって文字にすると『そういうスタンスはよくない。…

編集について

Lさん、メールコーチングの皆さんが、それぞれプリントアウトしてマーキングしたり、wordに編集し直して期間を置いて読み直したりされているという話はしましたが、具体的な編集方法については一言も書きませんでしたよね?Lさんの最近のメール、素晴らし…

「客観的」について

Iさん 「客観性が持てなくていつも主観で考えてしまう」との事ですが、肝心なことはその主観に捉われているかどうかではないでしょうか。むしろいつも客観的であろうとして、いつも自分を物事の外側においてしまっている人もいます。 「客観的ってなんだろ…

余裕について

Tさん「以前は自分の娘のことなのに、なんとかなるわと根拠のない楽観でいようと思いながら、実は自分に余裕がないために見て見ぬふりをしていました。今は彼女が唯一心を許していたB先生と心からお話でき、なんと私と同じように鬱を体験されていた事を知…

資料について

Mさん 「なるほど、常にあの時いただいた『表』に立ち返ってチェックすればいいのですね。」 はい。やはり習慣とは恐ろしいもので、皆さん資料慣れしていらっしゃるので、多分「あの時のレジュメ」という感じで見直していないと思うのですが、あれはご自分…

「反応」について

Lさん 「言い方を変えようと思っていたのに、その場になると、つい行動が先になってしまいました」とのこと。はい、親しい関係ほど「つい」がてでしまいますね。お互いに長い時間かけて培ってきた「反応」ですよね。だから「ひと呼吸」なんです。相手の言葉…

感覚投入について

Jさん 相手に対する想像力についてですが「どうして彼女はそういう言動をするのだろう」と考えているとき、Jさんの頭の中に「私だったらそうしないのに」とか「普通はそうしないのに」という気持ちがありませんか?それだと考えても答えはでません。なぜな…

自由意志について

Fさん 自由意志って、どこにあると思いますか?何でも選べることが自由意志でしょうか。そう考えていると、外的な条件が狭められてしまった時(人生には何度も起きることですが)自由度を失ったという意識に捉えられてしまうことがあります。 ふたつの選択…

覚悟について

Hさん するどいご指摘ありがとうございます。コーチングを受けるには覚悟が必要だと書いたり、とりあえずやってみたらと書いたり。確かに。 でも両方ほんとうなんです。真剣にコーチを探して理由はわからないけれど「ここだ」と決めて下さり、「このコーチ…

特定解について

Gさん はい。確かに離婚なら離婚の体験者からお話を伺うのは参考になります。自分が体験していないことを自己流で学のは難しいですから。けれども個人的な体験者はGさんも書いておられる通り「私はこうだったからあなたも」「私だったらそうしない」などの主…

モチベーションについて

Oさん 「会社でもモチベーションを上げろと言われます。コーチングで上がりますか?」の質問、ありがとうございました。モチベーションを上げるジャッキみたいな道具はないけれど、例えば意義が納得できたり、目標の彼方が見えたらモチベーションって上がっ…

伴走について

Mさん もちろんコーチングは万能ではありませんし、行う環境や状況によっても組み立て方が変わります。過去を掘り下げたりマイナスの部分を扱うのはセラピーやカウンセリングで、コーチングは目的指向だというのもその通りだと思いますが、パーソナルコーチ…

もう一度覚悟について

Rさん 覚悟の意味、考え方はいろいろですね。もうほとこと言い添えると、コーチングを受ける覚悟というのは、ご自分が「よし、このコーチングを使って絶対にやり遂げよう」と思って下さることなんです。他のことでもそうですが、「やってみればなんとかなる…

仕事を作り出すということ

Bさん 仕事を自分で作り出すことができる人は、特別なひとだと思いますか?お父さまはご自分の会社を作られたわけですが、Bさんから見て「仕事を作り出して」いらしたのかな。それとも「与えられた仕事をこなしてきた」と見えますか? それら自分自身は今…

覚悟について

Aさん コーチングを始めるには「覚悟」が必要です。と申し上げた意味、ちょっとだけ説明しますね。 例えば昨日私が「○○したいですか××したいですか?」とお聞きしたら「☆☆がなければ○○したいけど…」と言われたでしょう?つまり、決める前に条件がきてしまう…

だからこそ、について

Jさん いちど「〜なのに」という考え方を「〜だからこそ」と書きかえる練習をお勧めしますね。 方法は簡単。自分が話していて無意識に「〜なのに」とか「〜のはずなのに」とか言ってしまったら、次の瞬間「ここを〜だからこそ」と言い換えたどうなるか?と…

コラボレーション・ワークについて(続き

Cさん コラボレーション・ワークという言葉で私が真っ先に思い浮かべるのはバウハウスなんです。バウハウスへの評価は、合理主義的・機能主義的な局面が強調されるきらいがありますが、私の中では「深い芸術衝動と総合建築が結びつこうとした共同体」のよう…

仕事を作り出すについて

Dさん 「仕事が見つかるだろうか?」という不安は十分理解できますが、今のままで次々に面接を受けてダメージを受け続けるサイクルから、一回抜け出すことを考えましょう。 私の場合は社会に出る前からなぜか「仕事は自分が作り出すものだ」と考えていたの…