達成感について(その2)

Nさん「達成感は後から付いてくる、は、自分はこのままこの仕事をしていていいのか?もっと自分に向いている職があるのではないか?という思いに負けてしまう弱さから解放してくれる言葉でした。やれるところまでやったのか?もう本当に手段は尽くしたのか?と考えさせてくれます。ありがとうございました。」
よかったです。「自分に向いている」ことを参考点にすることができると思うのは、若さの奢りだと思います。もしくは若さゆえの無知。もちろん大学を卒業するまでに、内面的な葛藤や現実的な鍛錬を自分に課して「人生を選択」する人もいるでしょう。そしてもしそうならば、達成のプロセスで意に沿わないこと、難しいこと、乗り越えられなそうなことが起きても「これを経なければ!」と心の声がささやくことでしょう。学生時代だって、どうしても解けない数式を数カ月後に見てみたら解けた。。。なんて経験はありませんか?他の事を一所懸命やっているうちに、基礎力、実力、応用力が増したのです。その意味で「新入社員」が「会社にやらされること」で表面的な取捨選択をするよりは、まず「ここを通ることで何があるか」と没頭してみることが弱さの克服になるでしょう。
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