コーチについて

Bさん 「コーチングを受けている」という事が職場でネガティブに受け止められているようだとのこと。「こういう職場にこそコーチングが必要なのに!」との憤慨もわかります。私も以前、「コーチングを受けている方って多いんですか?」と聞かれて「ええ、増えていますよ」と答えたら「まあ、ほんとに世の中が病んでいるんですね!」と言われた事があります。
いまでこそ精神医療や心療内科に通う事はポピュラーになってきましたけれど、カウンセリングはもとより、弁護士に相談する事などもまだ「問題を抱えている!」と受け止められてしまう事や、そう思われるのはやましいと考える風潮はあると思います。
コーチの世界ではコーチ同士がコーチングを頼んだり、客観的な視点が欲しい故に決定権を持っている方々にコーチがつくのは必然だという空気はありますが、確かにまだまだ「自分で決められないのか」とか、「身近に相談相手もいないのか」という「コーチを必要とする意味」とは違った判断をされる方もいらっしゃると思います。
私はご存知のように、コーチングを「しがらみの無い第三者」という言い方をしていますが、例えば身近な人に相談する時って、実は自分の考えに賛同してもらいたいか、逆に心配して意見してくれる人の意見に無意識に寄り添いたいかの、どちらかだったりします。
冒頭のような事を気に病まないためには「コーチングを受けている」という表現を「コーチを雇っている」と言い換えてみたらどうでしょうか?
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