ユーモアとゆとり

Lさん、ご自分が「何かを身構えて長々話をしがち」だと気づかれたとのこと。
「上司が他の方と話している様子が切羽詰まっていなかった」という表現に、ユーモアとゆとりを感じて嬉しくなりました。
たしかに人間て、多面体で複雑系で矛盾に満ちた存在です。だからこそ、あんまり1点にフォーカスしないで、ゆとりを持って接することだと思います。以前、他者の言葉で傷ついたら「この人はどうしてこういう表現をするようになったのだろう」と、相手の精神の歴史を考えてみるといいよ、なんていいましたけど、それもあまり生真面目にしすぎると、「これもあれもは過去の問題の結晶だ!」と煮詰まっちゃって辛いですよ。今度はご自分の言葉(表現)が相手のどんなベクトルを引き出しているのかの観察もきっと楽しいと思います。