感動の質について

Kさん 「子供のように素直に飛び跳ねて喜ぶ素直さを置き忘れて、心に感情のクッションを置いてしまっているのではと感じている」とのことですが、私はふたつの側面があるように思うのです。例えば大人でも、始めての体験では「わぁ」と感動することができるかもしれませんが、それが「手の込んだ演出」だと知ってしまった時、「なんだ、感動させられていたのか」ってがっかりしちゃうと思うんです。そして、それからは裏を読んでしまう。でもね、それは子供心を失ったのではなくて「手の込んだ演出」という思考の世界に感情がちょっと邪魔されただけ。人為的なことを見抜けるようになれば、むしろもっと自然でシンプルなことに尚のこと感動できる心をちょっと置き忘れていただけだと気がつくこともあるみたい。私はこれを「感動の質があがる」って言ってます。今度ライブセッションの時にでも、一緒に川のほとりを散歩しましょう。
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