体験則について

Sさん 相手がアワ型人間かサヌキ型人間かの違いで対処法を変えることができたというお話し、良かったですね!
「損害を全額相手先に請求すればいい」という上司に対して「前提として相手に非を認めさせることが要」と主張することができたのは、サヌキとアワの違いが分かるようになったからとのこと。もちろん上司との会話にはサヌキやアワが何かなどという言葉は一切使っていませんよね。
書いていらっしゃるとおり、Sさんの上司は確かにサヌキ型ですし、その強気の体験則による成功実感をお持ちなのでしょう。交渉相手が権限を持つ立場にあるサヌキ人間で、しかもアワ量が大きければそれで成立することは大いにありますが、今回の場合、Sさんの懸念は相手に納得のいかないまま関係がこじれてしまうことだったのですね。「相手に非を認めさせる」にしても、単に相手を追及して追い込むのではなく、お互いに意味を検証して次のステップに行くということを前提のSさんの姿勢が伝わったのだと思います。